約 30,445 件
https://w.atwiki.jp/akebon/pages/636.html
東京ヤクルトスワローズ #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 合計: - 今日: - 昨日: - ひとことBBS Wiki評価 年期 72 73 74 75 76 77 78 88 評価 C C B D B A B B B評価(`・ω・')シャキーン 現在のチーム状況 攻 走 守 先 中 総 C C C B E C 目標はAクラス入り!最下位脱出が先だあ。 今期オールスター出場選手 選手名 作成者 ポジション 出場回数 知花 撫子 中継ぎ 初出場 今期ベスト10入り選手 選手名 作成者 打率 本塁打 打点 盗塁 防御率 勝利 奪三振 セーブ 綾崎ハヤテ 御神 .311(4) 21(10) 31(3) リュウイチ ドラゴン 26(6) 茶羅 CHARA 73(8) シャ シャイ 19(8) 知花 撫子 2.33(8) 霧雨魔理沙 森近霖之助 151(2) 有田☆ 鋼 122(5) 古手梨花 紅蓮 12(6) 今期タイトル獲得者 選手名 作成者 ポジション タイトル 回数 綾崎ハヤテ 御神 遊 ベストナイン 4回目 今期のヤクルトニュース 選手名 作成者 出来事 試合結果 時間帯 霧雨魔理沙 森近霖之助 11奪三振で勝利 ヤクルト 7 - 0 阪神 08/25 02 00 藤井秀悟 古田 10奪三振で勝利 中日 0 - 4 ヤクルト 08/25 12 12 霧雨魔理沙 森近霖之助 11奪三振で勝利 ヤクルト 1 - 0 中日 08/25 17 23 リンクだぉ(^ω^) ▲73期最終成績 ▲75期最終成績 ▲76期最終成績 ▲77期最終成績 ▲78期最終成績 ▲79期最終成績 ヤクルト歴代個人タイトル 選手紹介 野手 打順 ポジ 選手名(利打) 作成者 コメント 1 遊 綾崎ハヤテ(右) 御神 俊足巧打の切り込み隊長。ロッテからトレードで移籍。 2 左 シャ(左) シャイ 今期3年目の、ミートと走力が売りの選手。今後ますますの活躍が期待できる。 3 中 村澤(左) 靖 MTがSという脅威の3番打者。彼がヒットを打つか打たないかが大きな鍵になりそう。また、守備面での活躍も期待大。 4 捕 リュウイチ(右) ドラゴン 昨季チーム最多のホームランを放った期待の若手。今期も一発に期待。 5 一 茶羅(左) CHARA 足の遅さはネックだが、その分ヒットを量産するチームのクリーンナップを担う打者。 6 右 湯浅教授(右) 名無し 名無しにつき、割愛。 7 三 バスターX(右) バスターZ 実力はまだまだだが、今後はパワーヒッターとして成長していくか?満塁男。 8 DH えび(右) アブジャ 今期2年目。威圧感あり。これからに期待。 9 二 晴々愉快(右) ハルヒ 今期入団。守備に大いに期待。 能力 打順 ポジ 選手名 作成者 年数年齢 PW MT 走力 肩力 守備 -特能 +特能 1 遊 綾崎ハヤテ 御神 11年目32歳 D168 B6 A13 C9 B11 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 2 左 シャ シャイ 3年目24歳 E132 B6 C9 D7 D8 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 3 中 村澤 靖 11年目32歳 D155 S8 D8 B11 C9 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 4 捕 リュウイチ ドラゴン 4年目25歳 C191 D4 C9 C9 D7 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 5 一 茶羅 CHARA 14年目35歳 B206 B6 F4 C9 C9 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 6 右 湯浅教授 名無し 19年目36歳 F119 D4 B11 D8 D7 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 7 三 バスターX バスターZ 4年目21歳 C191 D4 D7 D8 D7 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 8 DH えび アブジャ 2年目19歳 D173 D4 D8 E5 E5 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 9 二 晴々愉快 ハルヒ 1年目22歳 D175 E3 E5 E5 B11 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 投手 役割 選手名(利投) 作成者 コメント 先1 霧雨魔理沙(右) 森近霖之助 チーム一の156キロの超速球&ナックルが武器のヤクルトの右のエース。 先2 カボチャンマン(左) タロウ 多彩な変化球を持つ左腕。これからのヤクルトに欠かせなくなりそう。 先3 藤井秀悟(左) 古田 150キロを越えるストレートと3種類の変化球が魅力。 先4 有田☆(右) 鋼 今期から中継ぎから先発へと転向。152キロの速球と逃げ球が魅力。 先5 杯亜日(左) 名無し 名無しにつき、割愛。 中1 俊俊闖紅燈(左) 俊俊闖紅燈 チーム1の制球力を持つ。将来の守護神候補。 中2 ジュカリック(右) 謎の研究家 安定した成績を残す若手投手。成長が待ち遠しい。 中3 知花(左) 撫子 今期入団の新人選手。スローカーブが売りの軟球派。 抑 古手梨花(右) 紅蓮 今季のヤクルトの守護神。安定感がある。 能力 ポジ 選手名 作成者 年数年齢 制球 スタミナ 球速 変化球 -特能 +特能 先 霧雨魔理沙 森近霖之助 11年目32歳 B219 B211 156㎞ ナックル7 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 先 カボチャンマン タロウ 5年目26歳 C204 A237 144㎞ カーブ5スライダー3フォーク6 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 先 藤井秀悟 古田 6年目27歳 C193 B221 151㎞ カーブ5スライダー1フォーク2 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 先 有田☆ 鋼 6年目23歳 C191 C191 152㎞ カーブ4フォーク4 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 先 杯亜日 名無し 4年目26歳 C191 C196 149㎞ スローカーブ4ナックル4 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 中 俊俊闖紅燈 俊俊闖紅燈 4年目21歳 B226 E150 143㎞ SFF5 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 中 ジュカリック 謎の研究家 5年目22歳 C186 D173 151㎞ Hスライダー4SFF3 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 中 知花 撫子 1年目22歳 D1755 B206 138㎞ スローカーブ3フォーク4 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 抑 古手梨花 紅蓮 4年目25歳 C E145 148㎞ カーブ3フォーク4 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 ヤクルト歴代引退選手 今期最終結果 野手 打率 得点率 本塁打 盗塁 失策 .259(5) 3.1(5) 119(5) 116(2) 40(4) リーグトップの成績 打率 得点率 本塁打 盗塁 失策 .278巨人 4.2阪神 163阪神 129巨人 17巨人 打率、得点率、本塁打とも上位チームと比べて大きく差がつけられている。 比較的若い選手が多いので、今後の成長力に期待したいところではある。 その一方で、盗塁はリーグ2位と好材料がある。 来期も足をつかった野球で、他チームを翻弄したいところである。 投手 防御率 3.96(5) リーグトップの成績 防御率 2.48阪神 今期は先発陣で勝ち越しすることが誰一人いなかったのが痛かった。 しかしまだまだ全員成長期orピーク時である。 今後の成長しだいでは、数期先にはリーグトップの防御率になる可能性も充分にある(はず)! 今期最終結果&次期展望~対他チーム 5位 53勝85敗2分 相手チーム 優位度 戦績&課題・展望 広島 × 6勝20敗2分。いいカモになってしまいました('・ω・`)ショボーン円熟期の選手と若い選手がバランスよく在籍しているので今後も苦戦が予想されるのではないかと・・・(;'д`) トホホ 阪神 × 9勝19敗0分。リーグ優勝相手ではこんなもんでしょうか・・・(・Д・)ポカーンリーグ屈指の投手陣を、どうにかして打ち崩してなんとか勝機を! 巨人 × 12勝16敗0分。(ーー;)うーん 強力打線相手に、投手陣がふんばることができれば、勝ち越しも夢ではないはず! 横浜 × 8勝20敗0分。なぜか大きく負け越しておりますくすん・・(ノ_・。)打率の差もさることながら、防御率の大きな差がこの結果につながってしまったのかもしれません。投手陣によりいっそうの期待! 中日 ◎ 18勝10敗0分。唯一勝ち越できた相手です(・∀・)キタッ!! とはいっても、シーズン途中まで熾烈な最下位争いを展開してきたので、再び最下位転落しないよう対戦するときは確実に勝っていきたい! 優位度×ばっかやん・・・(;´Д`)ハァハァ…
https://w.atwiki.jp/jojotoho_row/pages/360.html
白兎巧師よ潮流に躍れ ――『絆』は『相棒』―― ③⇐その③より 「………………橙。やめろ……これは、命令だ」 時間の止まった数十秒が明け、八雲藍は呟くように口を開いた。 言葉の先には、主人のリモコンを握った式神の姿。 「無駄だよ、藍。お前の能力は、完璧じゃない。その命令は……橙にはもう、届きはしないよ」 如何に主人の命運を左右する行動だとしても、乾いた命令が橙の心に染み入ることは無い。 藍は負けたのだ。敗北を喫したのだ。 シュトロハイムに。霖之助に。ジョセフに。てゐに。橙にすらも。 たかだかゲームの勝敗だが、確かに橙は見届けた。主人の戦いを。 だから、『押す』のだ。橙は、主の首輪のスイッチすらも押すことが出来る。 「やめろ……橙……! 私はまだ、やるべきことが……!」 やるべきこと。それは主人の八雲紫を生かせる立ち回りを続けること。 即ち虐殺だ。そんなことはここにいる誰もが望まない。藍以外の全ての人物が、彼女とは相反する目的を持っていた。 「…………………………ごめんなさい。藍、さま」 小さな黒猫の声が藍の鼓膜へ通ると同時、首に電気が走った感覚を認識できた。 神経毒。これで藍は、少なくとも自分の目的を果たすことは不可能となった。 初めから分かっていたことがある。 己の行いに、正当さなど微塵も無いことが。 愛する幻想郷の民を傷付けるたび、自身の心も剥がれていくことが。 しかし気付いたこともあった。 己の行いは、この上なく純粋な儀式だということを。 尊敬してやまない主人とは、本当は逢いたくないことを。 知人を裏切り、式を裏切り。 九つの尾を血肉にて染まらせた自分に、紫様はなんと言葉を掛けてくれるのだろう。 きっと、あの麗しい唇で否定されることは間違いない。もとより承知での、覚悟だ。 だがいざ、主人からもその言葉を聴かされてしまったら―――今度こそ、心は砕け散る。 (なんだ) 薄れゆく意識に耐え、両脚に力を込め直して。 (結局わたしは) 服に仕込んでいた薙刀を取り出し。 (我が身可愛さに、現実から逃げ続けていた、だけじゃない) 見据えるべき『目標』を、もう一度捉え。 (でも、それでもわたしは) 渾身の力を振り絞って。 (―――我、主を想ってこその我故に) 今一度、駆けた。 ―――耳を劈く絶叫が、重なり轟く。 ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽ 木材の焼け焦げた、ひりつく臭いによって因幡てゐは覚醒した。 ズキズキと痛む頭と意識を揺らしながら、床に倒れていた身体をゆっくりと起こす。 自分は一体どれくらいの時間、気絶していたのか。時計に目を向けると、何と一時間の時が経過していた。 急速に冷えていく思考。同時に頭にかかっていたもやが薄れだしてきた。 (……そう、だ。私、確かあの時…………) フラッシュバックされる苦々しい記憶。これは、此処を生き延びた彼女にとってあまりにも過酷な現実になった。 聴こえる世界は雨の音のみとなった、この部屋で。 ゆらゆらと立ち呆ける彼女以外に動く者が消えた、この部屋で。 失われた命の灯が蛍火のように天へ昇り往く、この部屋で。 てゐは大きな……とても大きな失態を犯していたことを薄ら認識し、悔やんだ。 「――――――みんな、死んじゃった、んだ…………」 彼女達の物語。その第一幕を閉じる前に。 その舞台上で起こった『最後』の事実を、もう一度だけ、想起せねばならない。 いま少し、だけ。 ―――――― ――― ― ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽ 人の持つ『愛』という名の執念はかくも恐ろしい。 てゐは八雲藍のその瞳を覗いた時、己の失態を後悔することとなる。 彼女は過大評価していた。 ―――八雲藍の、九尾としての強さを。 彼女は過小評価していた。 ―――八雲藍の、主へ抱く愛の強さを。 『法』とは比類なき力。人も妖怪も屈するしかない力、つまりは暴力だと。そう思っていた。 しかしその法こそに守られ、法を以て強さを顕示する『命名決闘法』に浸る因幡てゐらがそれを発言するなど、そもそもがおこがましかったのだ。 『暴力』とはルール外の力。 女子同士で弾を撃ち合うお子様遊戯に、命をも賭けて賽子や札を撃ち合う死遊戯にも、法は存在する。 法に守られ、ルールの上で今まで戦ってきたてゐや藍には、本当の意味での『暴力』は無かった。 法に守られた遊戯を終えた『今』こそが、八雲藍の持つ『真の暴力』が発揮される瞬間。 てゐがその事実に気付くのは、藍の瞳が狂気に呑まれ、藍の足が狂地へと駆けた今、この時この瞬間であった。 「ウガアアアァァァァAAAAAHHHHHーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!」 敗北し、身体に神経毒を喰らってなお、大妖怪・九尾は膝をつかない。 もはや正気の沙汰ではなかった。てゐは、大き過ぎる失態を犯してしまったのだ。 犯してはならない領域にまで、藍を追い込んでしまった。精神的に追い詰めすぎてしまった。 なんと弱い生物なんだろう、彼女という妖怪は。 「藍さまやめてぇえええーーーーーーーーーーーーッッ!!!」 「止まれらぁーーーーーーんッッ!!!」 薙刀を掴んで襲い掛かってくる藍は、今ここに殺戮マシンへと変貌した。 「ソレを寄越せェェーーーーーッ!!!」 藍は叫喚する橙に腕を伸ばし、彼女を突き飛ばす。その目的は、橙に預けられていた『解毒剤』だった。 しまったと、てゐは小さく声を上げる。少なくとも解毒剤は三つ必要なのだ。これを奪われてしまうとジョセフたちの命が危うい。 ジョセフは動けない。橙も戦力としては期待できない。 (戦えるのは私だけ……! 皆を守れるのは、私だけ!!) らしくない感情がてゐの心を咄嗟に動かした。 暴走状態とはいえ、藍の身体は満足に動けない状態のはずだ。勝機はある。 奪われた解毒剤を取り返し、何とか撃退しなければこのままでは皆殺し。 「力を貸して! 『ドラゴンズ・ドリーム』!!」 てゐはすぐさま倒れ伏せるジョセフの傍に移動し、DISCから得たスタンド能力を発動。 手に入れたばかりの能力でどこまで戦えるか分からない。それでも、やるしかない。 『ヨオ、おひさ~~。サッキとはズイブン様子ガ違ウジャネーノ、キツネのネエチャン』 頭上に発現した気ままなドラゴンが、目の前を駆けてくる藍に気楽に話しかけた。 まるで既知同士と言わんばかりの会話にてゐは疑問符が浮かんだが、今はそれどころではない。 「キ、サマ…………“また”ワタシのジャマを……! 死に体の『狸』如きめ……!」 『やかましいわ。そういうお主こそ死人みたいな表情しおってからに』 誰かの声が、てゐの耳に通った。 ドラゴンの声ではなく、知らないはずの誰かの、知っている気がする声だった。 それはDISCに込められたマミゾウとかいう妖怪狸の、魂の声なのか。はたまた幻想か。 「黙れ……! もう一度、殺してヤル…………ッ!」 『……お主も被害者、といったとこかの。哀しい、オンナじゃよ……お前さんは。 だが儂もあの主催者共の負けに賭けとる身。『希望の光』は途絶えさせんよ。これが儂のギャンブルじゃからの』 「黙れェッ!!!」 そこで、妖怪狸の声は途絶えた。 藍が薙いだ刀によって、マミゾウの幻想は煙のように振り払われたのだ。 見えるはずのない幻想。聴こえるはずのない幻聴に向かって、藍は無用な矛を向けたのだった。 「す、隙あり!!」 何も無い空間を掃った藍が生んだ大きな隙に、てゐは勝機を見た。 ドラゴンに直接触れることで『吉』の方角という利を得る。この『守り』の方角にさえ触れれば、完璧な攻守が手に入る。 脇目も触れず駆け、そのスタンドに腕を伸ばした瞬間、殺意を伴った弾幕がてゐの背中を殴った。 「が……っ!?」 たまらず吹っ飛ばされるてゐ。致命傷には程遠いが、壁に叩きつけられた衝撃で頭を大きく強打してしまう。 (マズイ……! 意識が、薄れる……! く、そ……何で、私の動く方向が……!) 藍の撃った弾幕は決しててゐを狙って撃ったものではなかった。最初からその方向に撃ち出していたとしか思えない正確さだった。 その答えは、『経験』。藍はこのドラゴンズ・ドリームと戦うのは初めてではない。 かつて既に攻略した能力。故にてゐが次に動く方向は、ドラゴンの居る方向だと読んでいたのだ。 「ジョセェェエエエエエエエエフッ!!!!」 敵の殺害対象はまずジョセフ。てゐは迎撃しようにも、腕に力が入らない。立ち上がれない。 止まらない。この暴獣を止められない。 あまりにも規格外の執念。こんな暴力から、どうやって身を守れるというのか。 自分たちは今まで、何の為に知恵比べなどやってきたのか。 法に守られた治外法権は失われた。 ここはバトルロワイヤル。どんな者にも抑えることなど出来ない暴が、暴徒と化して襲い掛かる無法の世界。 「―――よく、堪えたぞ。小さき勇者よ」 だからこそ、人間は備えるのだ。 暴を捻じ伏せるには、更なる暴が必要。人が人を守るということは、覚悟を据えた腹に一本の暴力を纏うという事。 「後は、俺に任せろ」 この世には必要なのだ。暴力という大儀の上に成り立つ、堅牢な精神を固めた『鉄の兵士』が。 「キ、サマ……! なぜ……首輪の毒で、動けるわけが―――」 「“毒”ごときでこのシュトロハイムが“退く”ものかアアアアアアァァァァーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」 制御不能の鉄人兵は、毒如きでは屈しない。 倒れたジョセフを守るように立ち塞がったシュトロハイムが、最後に藍の行く手を遮った。 機械の身体とはいえ、既に全身に回り尽くした麻痺毒に耐えて動くことなど普通では考えられない。 計り違えた。八雲藍ほどのコンピューターでさえ、シュトロハイムの心意気に宿る執念を計り違えた。 てゐの生んだほんの数秒の足止めが、この男の復活に間に合わせることが出来たのだ。 「どいつもこいつも…………この……死に損ないがァァァアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」 「こんなチンケな毒で俺を縛ろうなど一万年早いワァァァアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」 刹那の刺し合い。 交叉する二つの殺意。 藍の投擲した薙刀は、シュトロハイムの心臓を貫き。 シュトロハイムの射出した己の鉄製右腕は、藍の腹部に突き刺さった。 その圧倒的な衝撃は藍の身体を後方に大きく吹き飛ばし、彼女の膝をつかせることに成功した。 強力な神経毒ですら崩せなかった大妖の膝が、シュトロハイムの一撃でようやく崩せたのだ。 引き換えに失ったのは、シュトロハイムの生命。 彼の体格ほどもある長さの薙刀が、男の胸の中心に突き刺さったまま、止まった。 「―――見えるか。東洋の物の怪、八雲藍」 それでもシュトロハイムは、倒れない。膝をつかない。 吐血しながらも語る口の端は吊りあがり、不敵に笑っていた。 「……人間の偉大さは……恐怖に耐える、誇り高き姿に、ある。 今一度、訊く。キサマには……今の俺の姿が、どう、映っている……?」 それが、彼の放った最期の言葉。 堂々とした仁王立ちで、両腕を組んだまま、表情を豪快な笑みに変えて、 ―――体内の全ての機能が、停止した。 元々、気力だけで立ち上がったようなものだ。既に体力は限界だった。 しかし、彼が守った命は確かに存在した。その男はいつだって何かを守るために戦場を駆けてきた。 いずれ来たであろう『戦死』という運命が、今日ここで到来しただけ。 兵士シュトロハイムの任務は、終わった。 「―――ふざけるな」 だが、彼女はまだ死ぬわけにはいかなかった。 腹に鉄腕が刺さってなお、身体中に毒が回ってなお、彼女は戦うことを止めない。 殲滅を再開させるため、木片の山から立ち上がろうとすると、『人間』の笑い顔がこちらを見下ろしていた。 「ふざ、けないでよ……!」 何故倒れない? 何故朽ちない? 何故笑う? たかが人間の分際で。なにが“誇り高き姿”、だ……! 死んだまま笑うその顔は、無様な私への当て付けか。 誇り? プライド? 大妖怪としての意地? そんなモノは、全てが不純物だ。今の私には不必要。 この腹に纏う感情は……“あの方”へと殉ずる想い、ただひとつで充分ッ! 「みな……ゴロシ、だ…………っ!」 邪魔な木偶の坊は排除した。 後は……そこの波紋戦士! そしてこの私をコケにした妖怪兎だけ! 奴らさえ始末すれば―――! トン。 ヨロヨロと立ち上がった藍に、小さな衝撃が伝わった。 「――――――藍、さま」 橙が声を震わせながら、藍の身体に抱きついてきたのだった。 「ジャマ、だ……! どきなさい、ちぇ―――」 橙、と続けようとした藍の言葉は、そこで途絶えた。 見下ろした橙の手の中に。 震える身体で小さく抱きついてきた橙の手の中に。 鉄製の、丸い『輪っか』が握られていた。 「これ以上みんなを、傷付けないで……! 藍さま……っ」 それは何だ。そう問いただそうとした藍は次の瞬間、突如発火した。 抱きつく橙の体も巻き添えに、一瞬にして火ダルマと化した。 「ぅア゛――――――ッ!?」 炎は彼女達の全身を瞬く間に覆いつくし、轟々と燃え盛る。 橙に支給された現代武器『焼夷手榴弾』の威力は、弱り尽くした藍の生命力を喰らうには充分すぎる威力が内包されていた。 ピンを抜くだけで女子供にも楽に扱えるそれは、使用した橙の予想をも大きく超える代物。 『暴走する藍さまを止めたかっただけ』……それだけだ。橙はそのひたむきな想いの為だけに、藍へ小さな反抗心を抱いただけだった。 ただ、主を想ってこそ故の、想い。 藍が紫を想うそれと、大差無い想いが……二人の運命へと残酷に噛み付いてしまった。 「ッち゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ん゛ッッッ!!!!!!!!」 心の芯からゾッとさせるような、九尾が放つおぞましい大絶叫。 藍は怒りに満ちた形相で、しがみつく橙を突き飛ばした。 幼い体が転げ、悲鳴を上げながら床をのたうち回る。この炎に抗う術など、橙は持ち合わせてなかった。 愛すべきであるかつての式神の苦しむ姿を一瞥し、焼け焦げ続ける脳回路を再び酷使する藍。 (がァ……! だ、ダメ、だ……ここは一旦、外に……ッ!!) 外には雨が今なお降り注いでいる。 まずはこの炎を消さなければ虐殺どころではない。 苦渋の思いで逃亡を選択した藍は、やはり完全にまともではなかった。 普段の彼女なら、てゐが持つ『蓬莱の薬』を奪って飲み、この重傷を癒すことぐらいは考えに至ったはずだ。 最後に一度だけ……炎に炙られる己の式神を目に入れた。 スッと目を細め、小さく何かの言葉を投げ掛けた後……八雲藍は決死の思いで香霖堂の外へ出た。 ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽ (藍が、逃げた……! でも、シュトロハイムと橙が…………くそぉ!!) 床に寝たままの姿勢で、私はこの地獄絵図を眺めていた。 体が動かない。意識もほとんど暗闇の中だ。 いや、ほとんどじゃない。私の全ての意識は間もなく、ひととき海に沈む。 これはそのリミットが来るまでの、ほんの数分……いや、数秒程度の会話だったのかもしれない。 ―――『やあ、てゐ。何とか無事みたいだね』 バカ言え。貴方、これが無事に見えるってのか。 『ごめんごめん。……力になれなくて、すまなかった』 そんなことあるもんか。貴方は充分、私の助けになった。 貴方の能力が無かったら多分、負けてた。その点には礼を言うよ。 『そうかい? 僕の能力を褒められたのは生まれて初めてかもね。魔理沙にすらそんなこと言われた試しなど、とんと無い』 ……今度から貴方とは絶対カードなんてやらないことに決めたよ。 『はは。そいつはどうも。いや、実際凄かったよてゐは。あの八雲藍に知恵勝負で勝つなんて』 私ひとりの力じゃないよ。貴方に『ギャフン』と言わせたくて、私はここまで来たようなものだし。 で、どう? 見直した? ギャフンって言った? 『ギャフン』 今言ってどうする。 『あはは、ジョークだよ。見直したさ、見直した。こっちが舌を巻くほどの君ら二人のハッタリ、まさしく“詐欺コンビ”と呼ぶに相応しい』 呼ぶな、人をそんなふざけた悪名で。 『二人に賭けて良かった。今なら心からそう思えるよ』 自分の命を担保に勝手なギャンブルだよ、ホント。貴方の命(チップ)、返すからさ。寝てないで助けてよ。 『……それは無理だよ』 …………なんで。 『僕の命は既に君たち二人に賭けたんだ。返されても困るだけさ。ウチの店は返品お断りなのを知ってたかい?』 なんだ、それ。アンタの賭けなら、勝ったじゃない。 『まだ、なんだ。僕のギャンブルはまだ終わりを告げてなど、いないんだよ』 ……貴方の、ギャンブル? 『“希望の光”である君たち二人が、主催者に勝利する。 君がやる気を出して奴らに立ち向かうまでが、僕のギャンブルなのさ』 ……なに、その自分勝手な賭け。そんなのは……自分でやりなよ! 『本当ならそうしたかった。でも、そろそろ“タイムリミット”らしいんだ。 気付いてるかい? さっきから僕は、君と実際に会話してるわけじゃない』 夢だとでも? だとしたら今すぐに覚めたい悪夢だ。 『そんなところだね。だから最期に、僕から君にお願いがある』 ふざけないでよ! 何が最期だ! 『どうやら僕にはあの主催者たちに噛み立てる“牙”は無かったらしい。 それが、心残りで仕方ない。―――だから』 おい! 勝手に話を進めるな! どこまで勝手なのよ、貴方は! 『―――僕の代わりに、キミが主催者に噛み付く“牙”になって欲しい』 自分で……やってよ、そのくらい……! 私が主催者に勝てだって? 無理だ。ウサギ、舐めんな……っ 『それから、最期と言ったけどもうひとつ!』 …………むり、だってばぁ。 『魔理沙と霊夢によろしく言っといてほしい。あの子たちもまだ、子供だ。君と違って、ね』 それだけを言って、霖之助の幻想は空へと昇っていった、気がした。 私が横を向くと、彼の体が壁に寝かせたままの形で向き合っていた。 “タイムリミット”……首輪の毒が、とうとうその命を蝕んでしまったんだろう。 少なくとも私がちんたらゲームを進めていなければ、霖之助の命だけは助かったのかもしれない。 いやそれ以前に、私が藍の精神を追い詰めすぎなければ。 そこまでを考えて、私の意識は完全に闇に落ちた。 少し、休みたかった。この短い時間に、私には随分色々な事が起こった。 ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽ ― ――― ―――――― ザアー ザアー ザアー そんな絶え間ない雨の音が、今の私にとっては心地良くも思える。 私からすれば赤子も同然だった、純粋な黒猫。 今は火も消失を終え、かつての面影も残さない丸焦げの焼死体となっていた。 外の世界からやってきた、声も図体もデカかったカラクリ兵士。 心臓が刀に貫かれたまま、死してなお倒れなかった威風堂々の屍。 冴えない店の、ちょっぴり口うるさい店主。 その死に顔は悔しさを残す一方、どこか満足げな笑みにも見えた。 みんな、みんな死んだ。 逃げおおせた八雲藍だってあの重傷だ。たぶん、あのまま死んでしまったんだと思う。 だとしたら私たちのやってきたことは……ジョジョの戦いは、一体なんだったんだろうな。 ……ねえ、そう思わない? 「…………この、解毒剤は?」 倒れたまま口を開くジョジョの問いに、私は重く返した。 「橙の握った手の中にひとつだけ。燃え盛る直前、藍から必死で奪い返したんだと思う。 黒焦げの手にしっかり握ってあった、唯一無事の解毒剤だ。……橙に感謝しなよ」 私とジョジョの首輪は既に外した。藍は橙が持つ鍵までも奪うことはなかったらしい。 本当にどいつもこいつも無茶ばっかりする馬鹿だよ。 少なくとも橙、アンタは死ぬ必要のない命だったろうに。 「……そう、かい。…………お前も、サンキュな」 「うん…………ここで起こったこと、話すよ」 「いや……一部始終なら見ていた。……見てることしか、できなかった」 それなら私だって大差無いさ。 二人して皆に助けられたってワケだ。 「……なあ。俺たちは一体何の為に戦ってきたんだろうな」 「……私に聞かないでよ」 全部、橙を救う為だったはずだ。 それが最悪の結果を生んだ。こんなにやるせない気持ちになるのは初めてのことだ。 「何の為に俺は…………クソォ!」 ドン!と拳を床に叩きつけながら、ジョジョは震えていた。 何の為。本当に、何の為に戦ってきたんだろう、ね。 人は何かを得る為に何かを賭け、戦う。それが人の歴史。 だとしたら私たちがこの戦いで得た物とは、一体なんだ? みんな死に、救う対象のひとりでもあったはずの藍も死に。 後に残ったモノって、一体なんだ? そんなモノがあるとすれば……それはたぶん、ひとつしかないのだろう。 「ねえ、ジョジョ」 「…………なんだよ、てゐ」 霖之助の言った言葉が、未だに頭の中を駆け巡る。 そんなことが私に可能だとはとても思えないし。 性分ですらないことも分かってる。 でも、勝って何も得られないギャンブルなんてあんまりじゃないか。 ……いや。勝ちだなんて、とても言えないか。 賭けの勝敗なんてのは、何を得たか。何を失ったかで決定する。 だから私は、この想いひとつを胸に掲げていこうと思う。 「貴方……私の『相棒』になってよ」 霖之助のアホが『私をやる気にさせよう』って賭けに乗ったのだとしたら。 やる気になってあげようじゃんか。アイツの思う壺になってやろうじゃんか。 「一緒に、戦おうよ。この異変を頑張って解決しようよ」 あぁ、本当に性分じゃない。 隅っこで震えてればいいのに、自ら渦中に突っ込もうだなんて。 でも、この気持ちは何となく輝かしいものだ。霖之助もこんな気持ちだったんだろうか。 「……俺のおばあちゃん、エリナばあちゃんが言ってたんだ。……昔の話だ。 『黄金の精神』……正義の輝きの中にある、勇気を胸に掲げて立ち向かう精神のことだって。 おじいちゃんにもその精神はあったって、聞いた。……俺や、お前にはどうなんだろうな」 「なによそれ」 そんなものが妖怪である私の中にあるなんて、ちゃんちゃらおかしい。 妖怪はもっと自由気ままだ。我儘だ。勝手だ。だから私には合わない精神なんだよ、そんなの。 でも……悪い気はしない。こいつと一緒なら。 「シーザーもシュトロハイムも、死んじまった……俺の、友だった奴らは、みんな。 そんな疫病神の俺に相棒になれって? 物好きな兎もいたもんだ」 「私は幸運の兎さ。厄なんて裸足で逃げてっちゃうくらいに」 「おっかねえ。…………だが、いいぜ。悪徳詐欺師同士、なってやろうじゃねえか。お前の言う『相棒』に」 「……よろしく、ジョジョ」 言っとくけど、私は弱いんだ。しっかり守ってほしいね。 傲慢だって? いいだろ、妖怪は自分勝手なんだから。 あーあ……アイツの言う通り、これで『詐欺コンビ』なんてふざけたユニットが結成されたかあ。 私なんかにどこまでやれるかな。不安だけど、こっからはジョジョと一蓮托生。歩く時も転ぶ時も一緒の関係ってヤツだ。 とりあえずこれから……どうしようか。 もうすぐ正午だ。第二回放送とやらが始まる時刻。 お師匠様に連絡、するべきかな。ここからなら一番近いのはレストラン・トラサルディーだっけ。 そこに電話とかの連絡手段があると良いけど。 でも今は……少しだけでも。休息が必要かな。 「昼まで少し休みなよ、ジョジョ。私は少し、外見てくるからさ。……辛いでしょ、貴方には、まだ」 「……………あぁ、悪い、な」 こいつもこれで子供だ。私より遥かに。 こういう時は年長者の私がしっかりするべき、なんだろうね。 「……おい霖之助。そこから見てろ。私たちが異変解決する様をさ」 店の壷に適当に突っ込まれていた傘を開いて私は外へと赴いた。天上から覗く雨雲を仰ぎながら、私はそんなことを言ってやった。 「やれやれ」と、不意に聴こえた苦笑はきっと―――私の幻聴なんだろう。 店主の居なくなった店は、いつもより随分とがらんどうに感じる。 霖が哭くような冷たい雨を、私はしばらく眺めていた。 【ルドル・フォン・シュトロハイム@ジョジョの奇妙な冒険 第2部】 死亡 【橙@東方妖々夢】 死亡 【森近霖之助@東方香霖堂】 死亡 【残り 60/90】 ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽ 【D-4 香霖堂/昼】 【ジョセフ・ジョースター@第2部 戦闘潮流】 [状態]:精神消耗(大)、麻痺毒(完治しつつあります)、胸部と背中の銃創箇所に火傷(完全止血&手当済み)、てゐの幸運 [装備]:アリスの魔法人形×3、金属バット [道具]:基本支給品、毛糸玉、綿、植物油、果物ナイフ(人形に装備)、小麦粉、三つ葉のクローバー、香霖堂の銭×12 [思考・状況] 基本行動方針:相棒と共に異変を解決する。 1:少しだけ、休もう…… 2:こいし、チルノの心を救い出したい。そのためにDIOとプッチもブッ飛ばすッ! 3:シーザーの仇も取りたい。そいつもブッ飛ばすッ! [備考] ※東方家から毛糸玉、綿、植物油、果物ナイフなど、様々な日用品を調達しました。この他にもまだ色々くすねているかもしれません。 ※因幡てゐから最大限の祝福を受けました。 【因幡てゐ@東方永夜抄】 [状態]:黄金の精神、精神消耗(大)、頭強打 [装備]:閃光手榴弾×1、スタンドDISC「ドラゴンズ・ドリーム」 [道具]:ジャンクスタンドDISCセット1、蓬莱の薬、基本支給品、他(コンビニで手に入る物品少量) [思考・状況] 基本行動方針:相棒と共に異変を解決する。 1:放送の後、レストラン・トラサルディーに行き、お師匠様に連絡する。 2:暇が出来たら、コロッセオの真実の口の仕掛けを調べに行く。 [備考] ※参戦時期は少なくとも永夜抄終了後、制限の度合いは後の書き手さんにお任せします。 ※香霖堂の店内には橙のディパック(焼夷手榴弾×2、マジックペン、基本支給品)、シュトロハイムのディパック、霖之助のディパック(スタンドDISC「サバイバー」、基本支給品)、藍のディパック(芳香の首、基本支給品)、賽子×3、トランプセット(JOKERのみトリックカード)が落ちています。 ※また香霖堂の店内に霖之助、シュトロハイム、橙の死体があります。シュトロハイムの死体には秦こころの薙刀が突き刺さっています。 ○支給品説明 <トランプセット@現実> 因幡てゐに支給。 ごく普通の53枚組トランプセット……なのだが、JOKERの絵柄は『死神13』のデザインとなっている。 <香霖堂の銭@現地調達> ジョセフらがチンチロリン勝負にチップとして使用していた香霖堂のあぶく銭。 最後にジョセフが所持していたチップは12枚。シュトロハイムと霖之助が自らの命を賭けたチップであり、彼らが生きた証拠ともいえる。 かつての戦友シーザーが託したバンダナのように、ジョセフはこれをお守りとして所持している。 『八雲藍』 【昼】D-4 香霖堂 近隣 外界から降り頻る雨によって体を包んでいた炎はようやく消火された。 しかし炎により剥き出しになった皮下の痛覚神経が激痛にさらされ、更にその皮下に冷たい雨が染み込んでゆく。 受けた神経毒により、もはや体の自由は奪われた。地をもがき回ることすら許されない。 火事などの場合、人は吸い込んだ煙によって意識を失われ、その痛みから逃れる。 だが意識を保ったまま焼かれるという拷問が、そんな安楽をもたらすことは決してない。 その痛みは喰いしばる歯を歯茎にめり込ませ、何度も何度も舌を噛み千切るほどの苦痛を彼女に与えた。 (ハァ……ハァ……だ、だめだ……! これ以上、体が動かない……!) 限界が来た。せめて毒など喰らっていなかったらまだ助かっていただろう。 目の前には流れる川。火を消すために這ってでも飛び込みたかったが、時既に遅かった。 (なんで、わたしが……あんな奴らなんかに……負ける、なんて…………) 精神は既にズタボロ。体に宿る生命は風前の灯。 “負けた”なんて事実はさして問題にはならない。この命、あれば次のチャンスは来る。 誉れ高き主人を護り通す己の存在意義は、貫かれるのだ。 生きてこそ。それでも、生きてこそ。 だから、今この場で私が死ぬようなことがあってはならない。 一日はまだ始まったばかりなのに。まだ私は何も為せていないのに。 (何も。何も……! 何も! 為せてないッ!) 意識が消えゆく。 体の力が抜けてゆく。 屈辱。屈辱だ。 己の不甲斐なさが、何より屈辱だった。 (クソ……クソ……っ くそぉ……ッ!) 届かない。藍が伸ばした腕は、何処へ届くこともなく、そのまま宙ぶらりんになって、地に伏せた。 突き刺さる雨が、痛い。 これはバチだ。きっと、バチが当たったのだ。 主の望むこととは正反対の行為ばかりを続け、そのことに目を背けながら逃げていた私への、途方も無いバチ。 死んで当然。当然の報い。 水火の苦しみなど生温い。無間地獄にも堕ちてみせよう。 それも主人の為になるならば善しと、覚悟だけは固めてきたはずだった。 いつでも死する覚悟など、あった。 なのに。 なのにどうして私は。 こんなにも、生を掴もうともがいているのか。 結局のところ私は…… ―――死にたく、なかった。 ―――生きたかった。 「…………ゆ、かり……さ……………………ちぇ………」 【八雲藍@東方妖々夢】 死亡 【残り 59/90】 135:亡我郷 -自尽- 投下順 137:さよなら紅焔の夢。こんにちは深淵の現 133:刹那にて永遠の果てを知れ 時系列順 137:さよなら紅焔の夢。こんにちは深淵の現 132:ギャン鬼 ジョセフ・ジョースター 167:天よりの糸 132:ギャン鬼 因幡てゐ 167:天よりの糸 132:ギャン鬼 橙 死亡 132:ギャン鬼 ルドル・フォン・シュトロハイム 死亡 132:ギャン鬼 森近霖之助 死亡 132:ギャン鬼 八雲藍 死亡
https://w.atwiki.jp/tohofight/pages/881.html
文「皆さん、東方ファイトのためにご足労ありがとうございます。それではまず、ファイトの説明の前に この棒をお渡ししておきます。」 こーりん「ん…この棒は…」 文「流石霖之助さんですお気づきになられましたか。そう、今回のファイトはその棒を持って イライラしている幻想卿の有力者達を棒で叩いて回っていただきます。」 4「それがどれだけ恐ろしいこと理解できないのか…?」 56「暇だから出て見るとはいったけど、そんな恐ろしいことはごめんですよ…。」 文「おや?貴方たちそれでも男ですか?実はついてないんじゃないですか? 真の男ならばこの程度ご褒美ではないですか。」 JS999「ふふふ、そのとおりだ!!私は行くぞ、そっちのついてない奴等と一緒にされては困るのでね。」 56「そうまで言うのでしたら、引くわけには行きません!!私も行きますよ!!」 4「…嫌な予感しかしないんだが…」 JS999「さぁ、行くぞクソ虫ども!!男を見せてみろ!!」 こーりん「ふむ、あそこまで侮辱されたのならこの僕も行かないといけないね。」 文「さすが、褌モードの霖之助さんです。雲山さんはどうしますか?」 雲山「…」 こーりん「…彼も行くようだね。それでは出発しようか。」 雲山「(こく)」 文「それでは皆さんご健闘を…」 JS999チームside- 紫「もー!!藍のやつ!!掃除の邪魔だから出てけだなんて!!一体何様のつもりよ!!」 JS999「ゆかりん発見!!ものども突撃!!」 56「うおぉぉぉぉぉ!!」 4「…なぜ俺まで…」 紫「え、な、なによ…」 (パコッ) JS999「ターゲットにhit!!さぁ、次ぎ行くぞ!!」 紫「…お待ちなさいな。」 56「隊長!!ターゲットに回り込まれました!!」 JS999「ばっかもーん!!回り込まれたなら反対逃げればいいだろう!!」 紫「あら?知らないの?ラスボスからは逃げられないのよ。いでよスキマ!!」 56「隊長!!進路上にスキマが!!」 JS999「前がダメなら上だ!!」 56「ダメです!!上からも来ます!! JS999「ならば下だ!!」 4「穴掘ってる間に飲み込まれるってのが理解できないのか!!」 56「もうだめです!!」 JS999「クソ!!久々の出番だったのに!!!!」 紫「ウフフフフ、八雲紫は生贄を手に入れた!!なんてね。さて、憂さ晴らししましょうっと。」 雲山チーム- 永琳「あぁ、気持ちいいわぁ、そうっそこよ!!」 こーりん「そうかい、それじゃお次はこれでどうだ!!」 輝夜「あぁ!!ダメ!!気持ちよすぎて声が!!」 雲山「(もみもみ)」 永琳「あぁ~極楽極楽。いきなり来て叩かせてくれなんていうもんだから何かと思ったら 肩叩きとはねぇ、イライラしてる時にちょうどいいガス抜きになったわ。」 雲山「(もみもみ)」 輝夜「1日中引き篭もってるのも案外疲れるのよねぇ。 あぁ、そこそこ…きくぅ~」 こーりん「別にこの棒で何処を叩けという指示は受けていないからな。こういう使い方でも問題ないだろう。 さて、このくらいでよろしいか?僕達にはまだ行かなければいけないところがあるのでね。」 永琳「あら、そう。ちょっと残念ね。でも、ちょうどいい息抜きになったわありがとう。」 輝夜「またきてね~」 その後有力者の家を肩たたきして回ったため雲山 こーりんの勝ち。 紫「ほらほら、ちゃんと避けないと黒焦げになっちゃうわよ!!」 56「痛い!!クナイ弾がお尻に刺さって痛い!!」 4「…(気絶)」 JS999「も、もうお許しください紫様!!」 紫「なに?この八雲紫の頭を思いっきり殴っておいてこの程度で許してもらおうと思ってるわけ? 片腹痛いわね!!!それそれそれ!!」 JS999「うっひーーーー!!(悦)」 こーりん エクストリーム スレ住人 初代スレ 4 永琳 男キャラ 紫 雲山 2対3 JS999号
https://w.atwiki.jp/kourin_rpg/pages/35.html
(ステータスの空欄部は未調査です。補完をお願いします) 魔法の森 ジオクイーン HP SP 物 魔 火 水 木 金 土 所持スキル ドロップアイテム 弱 ポイズンショット、チャージ、体当たり 黒いかけら ジオアント HP SP 物 魔 火 水 木 金 土 所持スキル ドロップアイテム 結界修復 魔法の森・出口に陣取る大蟻。名前がジオだからといって、電撃属性攻撃をしてくるわけではない。 この敵との戦闘は、魔理沙の火炎属性スキル「グラウンドスターダスト」を多用することになる。 ぶっちゃけ、1・魔理沙でジオクイーンの結界を破壊、2・霊夢と霖之助で全体攻撃、を繰り返すだけで倒せる。 ジオアントが結界をいちいち再生させてくるが、次のターンには再び魔理沙によって破壊されているため、気にする必要は全く無い。むしろ行動を潰せて得だ。 このパターンに嵌めてしまえば勝利ははぼこちらの物である。 逆に、彼女がスキルを使えないような状態であった場合は、間違いなく苦戦を強いられる。 最初期のボスだからといって優しいわけでは決してない。所持アイテム数の少ない初期段階においては猶更、油断しただけ死亡回数が嵩む。 とにかく魔理沙の状態が重要である。直前にセーブポイントがあるのだから焦らずに準備を整え、霊力の残量によっては一度人里まで引き返した方がいいだろう。
https://w.atwiki.jp/orders/pages/11.html
本垢 Era nostal 93LK Spp型 でもピアス8 なんのためのSTR130だか・・ STR130 VIT90 AGI20 DEX40 仕事:ADトレイン 生体トレイン ゼロスティトレイン 以上。 スキル再振りが来る頃にはちょっと上げてBBにするかも。 Era step 99(予定)AX EDP型 ハイド10 二刀修練?なにそr STR120 VIT100 AGI40 DEX30 仕事:ロキ破壊 闇討ちPK 廃スレのネタ提供。 ハルキュレイション来たらもちろんとるぉ 森近 霖之助 87WIZ 77~87のキャラ引き上げ担当 メス垢その1 Flandre Scarlet(lは全角) 98WIZ ADで88~98のキャラ引き上げ担当、血騎士ゼロスティ係 Remilia Scarlet 85ダンサー ADとゲフェニアでのS4U担当 なぜかニヨとロキ無し オート赤マリス砲装填器 99セージ ハイドラ養殖の賜物。付与セージからの格上げ。 転生してもきっとるくるんの専属SP譲渡マシーンにry メス垢その2 宇佐見 蓮子 80前後騎士 AD第二トレイン予定。が、生体のおかげで出番がry マエリベリー ハーン 91リンカー DEX99 VIT90 stepのAX魂ブーストキャラ。SP? つ[イグ実] Help me,ERINNNN!! 56養子コートケミ ADPK、ボス狩り時のコート役 メス垢その3 Apocalypse 88クルセ 未来のサクリクイッケンキャラ。ロキ献身役も視野に入れつつ・・
https://w.atwiki.jp/tohofight/pages/1809.html
藍様「『すごい回転速度を感じる』八雲藍です」 咲夜「428がPS3!というニュースに反応してしまった十六夜咲夜です」 藍様「今回は藤原妹紅vs輝夜の『女の魅力と色気で勝負』という、流血沙汰間違いなしの勝負です」 咲夜「危険を感知したのか、森近霖之助はこのカードのジャッジを拒否しました」 藍様「いつもの烏天狗は、今回のジャッジやそれに伴うゴシップの取材準備のためか、不在。 また四季映姫は『自分は女性(女性人格)であるから公正なジャッジが出来ない』として拒否」 咲夜「永遠亭の秘匿事項である蓬莱山の姫君を投票にかけるわけにもいかず」 藍様「九尾として名を馳せたものの…こういうものを公正に判断するのは難しい、と、実体験から思うわけで」 咲夜「そうなんですか」 藍様「あながちあの2人だけではなく、魅力や色気というもので勝負、というのは難しいわけで」 咲夜「無効試合ということになりますね」 慧音「…そちらが手を回したのか?」 永琳「さあねぇ」 藍様「例えば梨の中でどれが一番良いのか、というのは言える。 しかし梨と林檎のどちらが良いのか、というのは難しい問題なのだ」 咲夜「というネタ振りでございました。それでは下の本ジャッジをどうぞ」 慧音「これ、踏み台なのか…」
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/1337.html
目に映る満月に、赤い花が咲いた。 切り裂かれた慧音から吹き出た、真っ赤な、花びらが。 「…○○。」 まだ、息がある。 倒れ伏した彼女を抱き、俺はそれをじっと見詰めていた。 「あいつらが言っていたんだ…お前を処刑するって。 それを聴いたら、もう私の獣は…言う事を聞かなくなってしまったよ…。」 今にも途切れそうな声で、彼女は淡々と言葉を紡いでいく。 その瞳に、あの狂気はもう宿ってはいなかった。 「何処かで…私は狂ってしまっていたのかもな…。 お前の私を想ってくれている気持ちだって、本当は解っていた…だけど、やはり離れたくはなかったよ…。 いつか二人で…幸せになれると思っていた…。」 「…お前が、自分を責めるべきじゃない。 身勝手なのは、ずっと俺の方だったよ…なのに…この、馬鹿野郎が…!!」 「ふ…確かに、馬鹿だったのかもしれないな。 お前の記憶を書き換えようとした時…見えただろう?あれが…私の夢だったんだ…。 現実を見ようともしないで…逃げ続けた私の…いつか、あの妄想こそが、あるべき姿だって…。」 泣きながら、だけど、愛おしそうに慧音はその理想を口にする。 …俺だって、何度も考えた夢だった。 そうであれたなら、どれだけ良かったのか。何度だって、何度だって考えた夢。 「晴れた夏の日にな…たまにお前が、子供達に剣術を教えるんだ…。 普段は守衛をやっていて、私はその帰りを待って…。 そうしてお前が帰って来て…温かい夕食を囲んで…春には、子供が産まれるんだ…。 …馬鹿馬鹿しい夢だろう?子供じみた…とても遠い、儚い夢だったよ…。」 「………。」 ただ、強く手を握って。 そして、抱き締めた。 もう時間は無いと、下がり始めた彼女の体温で理解出来たから。 「暖かいな…お前は…。」 心地よさそうに、幸せそうに彼女は笑う。 いつだって俺の傍にあった、あの優しい笑顔で。 それを終わらせたのは俺なのに、それでも笑って。 「もう…上手く目が見えないな…そろそろ私にも…罰が下るらしい…。 …○○…お前に会えて、良かったよ…。」 あと少しで、命が途切れる。 …何処までも勝手だな、俺は。 手に掛けておいて、それでも最期に、伝えたい事があるなんて。 「慧音、愛してる。」 彼女の耳元で囁いたのは、今まで回りくどく伝えても、一度も口にする事は無かった言葉。 慧音は、また嬉しそうに微笑んでくれた。 口づけを交わし、やがて力が抜けて行くのが解った。 彼女はその中で、心からの笑顔でこう言った。 「ありがとう、○○。」 眠る様に、静かにその目は閉じられた。 何処までも澄んだ、暖かな頬笑みを湛えたままで。 最期の口づけは、血の味がした。 彼女が生きていたと言う、確かな温度だけを残して。 「紫が“今回は静観しろ”って言ってたけど、そう言う事だったのね…。」 「お前は…博麗の。」 巫女か…異変解決の専門家が出て来ねえと思ったら、八雲紫が噛んでたのか。 …あいつは、こうなるって解ってたのか? 「あいつから伝言よ。 “退治屋の任を解き、今後自由の身とする。”だって。随分いい御身分ね、さすがに呆れるわ。 …慧音、ちゃんと供養してあげなさい。じゃあ。」 「………。」 自由、ね。 今更何をしろってんだ? 俺の行く末なんて、とっくに決めてあるってのによ…。 ふと里に目を遣れば、次々に消された奴らが元通りになって行くのが見えた。 どいつもこいつも、半分寝てたみてえなツラしてやがる。 慧音が死んで、それで力が消えたのか。 …そりゃそうだよな。この手で、俺は慧音を殺したんだから。 「も…元に戻った…やった!!生きてるぞ!!」 「ああ、うちの子供も戻って来た!!」 ああ…まあそうなるか。 いきなり消されて戻ってくりゃ、普通は大喜びだろうよ。 「しかし前からおかしいと思ってたんだ…半獣なんて奴が寺子屋や守護者をやったりして、やっぱり俺達を騙して襲うつもりだったんだな!!」 ……!! こいつら、よくもぬけぬけと…! 刀を持つ手に力が籠る。 何も知らねえ癖に…お前ら…。 「そうに違いねえ!!あの化け物め…そうだ、誰があいつを倒したんだ?」 「おい見ろ、○○だ!!○○があの半獣を倒したんだ!!」 「○○…ありがとう!!お前が英雄だ!!」 「そうだ、あの化け物を殺し、里を救ったのは○○だ!!」 聴いた事も無い数の、俺の名を呼ぶ声が聞こえ始めた。 どこまでも耳障りな、不愉快な声が鼓膜に届いて行く。 あの妖怪達と同じように、俺に絡み付いて。 「○○。」 「「○○!!」」 「「「○○…。」」」 「「「「「○○さん!!」」」」」 称賛の声など、初めて浴びた。 今なら、良く解る。 ああ、なんて最悪な気分なんだろう、と。 「お前ら…。」 どいつもこいつも、嬉しそうに、神様でも見付けたみたいに俺に笑顔を向けてくる。 吐き気を催す様な、どこまでも狂った笑顔が、俺を取り囲む。 …慧音、お前が好きだった人里は、こんな場所だったのか? ここからは、俺の自由だ。 死ぬも生きるも、俺次第だ。 だけど、それは俺が人でいられたならの話。 俺の最期の仕事が、終わっていたならの話だ。 まだだ…まだ、俺の仕事は終わってない。 この異変の、そもそもの元凶の妖怪は。 ____まだ、ここに生きているのだから。 「よく解ったよ、お前ら…妖怪の方がまだ救えるぜ。お前ら、ただの化け物だ。」 慧音の亡骸を寝かせ、刀を抜き、それを月に向かって構える。 俺が斬るべき妖怪は、決まっている。 そいつを斬って、俺の最期の仕事は終わりだ。 「生きたい」と願えばどうなっても生き残り、「死んだ」と思えば、いつでも死ねる。 …確かに自由だな、妖怪って奴はよ。 「てめえら…今から面白えモン見せてやるよ。」 刀を下に向かって振り下ろす。 真っ直ぐに、俺の腹に向かって。 _____さあ、最期の妖怪退治だ。 「目えかっぽじってよく見てやがれ!! …これが、俺の自由だ!!!!!!!!!!!」 とある日の昼下がり。 ここ香霖堂の店主である森近霖之助は、一人読書に勤しんでいた。 久しく鳴っていないカウベルが店内に響き、その音と共に、一人の少女が店へと入る。 白く、長い髪を幾つかのリボンで留めた少女はカウンターへと近付き、店主はそれを見て棚から商品を探し始める。 「お、入ってるのかい?」 「外の煙草を買って行くのなんて、君ぐらいしかいないからね。そろそろ来ると思って取って置いたよ。」 「ありがと、金額はいつも通りでいい?」 「ああ、構わないよ。」 赤い箱の煙草を幾つか手渡し、代わりに代金を受け取る。 後は軽い挨拶を交わし、商談はいつも通りに終わるはずだった。 「そうそう、ついでに供養してもらいたい物があるんだ。」 「おや、珍しいね。それは…刀かい?」 手渡されたのは飾り気の無い、長尺の刀。 それを一度抜き、刀身をじっと見詰めると、霖之助は少女の元へと向き直った。 「…慧音と彼を荼毘に付したのは、君だそうだね。妹紅。」 「あいつを知ってるのかい?」 「ああ、何度かここで買い物をして行ってくれたよ。確か最後に来た時は、ペンダントを買って行ったな。 …尤も、誰にあげるつもりだったのかは、僕の知る所ではないが。」 「…そう。ごめん、ちょっと失礼するよ。」 吐き出された紫煙が舞い、その香りが店内を満たす。 彼女の胸中にも似た、何処か苦い香り。 霖之助はその表情を見ると、無言でカウンターに灰皿を差し出した。 「…せめて死んだ後ぐらい、一緒にしてやりたくてね。 全く、何で限りのある奴ばっかり生き急いじゃうかね。私はこんなにだらだら生きてるってのにさ。 あ、供養って修理と同じ扱いになるっけ?お幾ら?」 煙が目に沁みたらしく、目じりを擦りながら彼女は笑って見せた。 それを見て霖之助は溜息を付くと、弾かれないままの算盤を彼女の前に置く。 「…見ての通り、お代は要らないよ。 これは純粋に価値ある刀だからね、供養が終わったら、非売品に加えさせてもらう。」 「そっか…ありがと、よろしく頼むね。じゃあ、また。」 「毎度あり。今後とも御贔屓に。」 少女が去った後、霖之助は刀を抜き、自らの能力をその刀へと向ける。 彼の能力は、『道具の名称と用途が解る程度の能力』 その視線の先には、こう写し出されていた。 『名称:○○の刀 用途:慧音を守る為の刀』 「○○君。君の無念、せめて丁重に供養させて貰うよ。」 再び本を捲る音が店内に響き、やがて日は暮れて行った。 久々に買い物で出向いた人里は、いつも通りだった。 商人が声を上げ、大人は汗水垂らして働き、子供達は笑う。 どこまでも、平和な日常。 つい数ヶ月前の出来事など、一見誰も覚えていないように見えた。 慧音の力が消え、私は再び生き返った。 すぐに里に向かった私が見たのは、手を繋ぎ合う二人の亡骸。 そして、茫然と佇む人々。 二人の最期を聞いた私は、真っ先に亡骸の頬を引っ叩いた。 「馬鹿野郎」って、「何でそんな道を選んだ」ってずっと喚き散らしてた。 だけど慧音も○○も怒らなくて、引っ叩いたって、手に当たる感触は冷たくて。 それが解ったら、後はもうぼろぼろに泣いていた。 「ああ、また置いて行かれた。」って。迷子の子供みたいに。 私は誰とも一緒になれないから、せめてあの二人は見届けたかったんだけど。世の中、やっぱり甘くないね。 どうにもこうにも、上手く行かないもんだ。 人には、二つ死があるって聞いた事がある。 一つは、肉体が死ぬ事。 そしてもう一つは、忘れられる事。 通りを見れば、あいつらの事なんて誰も覚えていない風に見えた。 寺子屋は新しい教師が来たし、新しい退治屋だって来た。 何も、変わりやしなかったよ。 一年もすれば、きっと今以上にあいつらは忘れ去られて行く。 だから、私だけは覚えていようと思う。 私が生きていれば、あの二人は二度目に死ぬ事は無いから。 あいつらが、また何処かで幸せでいるように。 ___忘れてなんか、やるもんか。 …って、人!? やば、ぶつかる… 「いったー…何よ一体…。」 「おいおい、あんた何処見て歩いてんだよ。」 何このガキ、そっちからぶつかっといて…って、刀? ああ…そういう。 ふふ、こりゃあ張り倒し甲斐のありそうな奴だね。 「あんた、新しい退治屋かい?」 「そうだけど…何、斬り殺されたいの?」 「ふーん…じゃあ、ちょっとお姉さんのお説教に付き合って貰おうか!!」 「はあ!?なにこんなとこで妖術使ってんだよ!!」 「まあ、あんたとは長い付き合いになるだろうからねぇ…取り敢えず一辺燃えときな!!」 「だー!!なんだこのアマ!?」 もうね、沢山なんだ。あんな思いは。 だから、見ててよ。 慧音、○○。 あんな馬鹿な事は、きっと終わらせるから。 その5年後、退治屋の制度は廃止されたと言う。 その実現の為に、ある少年と白髪の少女。 そして、かつて生きていた恋人達の血が流れた事は。 誰も、知らない。 終わり。
https://w.atwiki.jp/yaruovxv/pages/323.html
|\ <´ ̄`ヽ | ,. -─-\ ∨,,.. -─- 、, ∧ ./ `ア´ `ァ'⌒ヽく. 〉-‐ァ レ'"´ ̄`>‐'、 ァ‐-〈 _ノ ∨_/ r ''"´ ;; >───-( ( ) ノ\ \>''"´ ` ´` ー< ソ , '´ / `Y´ / | , 、_ ! | ,' /|__./| ./| _/`!./! | | .| | | /´∨ !/ ァ'´ ̄` |. ,' ,' . ', | ,! ! ハ ァ'`ヽ ゙ !/ ./ | '、 | 八レ' ,! ,. ' / / ,' . \ |/ ! 八 マ´ ̄フ ! / / ! \ ノ ,' / |>,、. /|/ / ̄`ヽ| ' 、 .// / |`ァr= ´/´/ / \ ヽ.. __ ,'´ / __/rイ! / .,' / `ヽ ', ___/´/ /`7-、./__ノ_7r‐-、.レ'ヽ7 ! 〉. i| ししヘ._/_ノ´ .|` ン「(\| ハ. | _ノ ノ || 知らないし |〉 /´ ̄ ∨〉|ノ! , '"´ ̄ `Y´ || |7´!´ .|´ |>'i '´ ̄`Y´ i ,'| お前の態度も | しゝ、, \ .`ー| | ,' /| |..|| |{ \ `'<!_ ! / /| 気に入らない |..|! |{ \ `ヽ |> '"´ ̄`ソ| | ||- |{ _, 、 .ノ_,,. 〈 AA出典:比那名居天子(東方Project) 初出:「衣玖さんはカード喫茶の店長だったようです」 崩れた姉妹 エース:《E-HERO ダーク・ガイア》 永江衣玖の姉 火事で死んだかと思われたが生きていた その後ユニファイアによって洗脳され永江衣玖の魂を封印しようとしていた 最終的にこいしによって闇が消えて洗脳も解けた ただし洗脳されていた時の記憶は一切覚えてない その後カード喫茶竜宮でぐうたらと過ごしている… 二次創作であるM属性だが残念ながらこの天子にはそういうのはあまりない よく衣玖に雷を落とされるが ちなみに《E-HERO ダーク・ガイア》ことヴィラルも闇の精霊 だがこっちもこいしによって闇が消えて普通の精霊に戻った 一匹狼らしくよっぽどのことがない限りあまり出てこない デュエル中は結構出てくるんだが 使用デッキ 【岩石軸ダークガイア】 岩石族が大半を占めているデッキ 悪魔族は《E-HERO マリシャス・エッジ》以外はほぼ融合素材用 墓地に攻撃力の高い岩石族モンスターと悪魔族モンスターをためて 《ダーク・コーリング》で《E-HERO ダーク・ガイア》を融合召喚 馬鹿でかい攻撃力で一気に決めるデッキ それまでは《コアキメル・ガーディアン》や《コアキメイル・サンドマン》、 《地球巨人 ガイア・プレート》で戦線を維持する チューナーモンスター《クイック・スパナイト》や《サイコ・コマンダー》で 《ナチュル・ランドオルス》も呼ぶことができる ただしユニファイア洗脳中の《ナチュル・ランドオルス》は 森近霖之助からアンティで奪いとったものである その後は自分でこっそりと店の《ナチュル・ランドオルス》を取ってきたため腐ってはいない ちなみに《融合》・《ダーク・フュージョン》・《ダーク・コーリング》と 融合系は3枚ある よく事故らないな… 口上 《ナチュル・ランドオルス》(霖之助のバージョン) 人の心は私の手中・・・ 相手の効果も私の手中に! シンクロ召喚!守護せよ、ナチュル・ランドオルス! 《地球巨人 ガイア・プレート》 大地球のど真ん中から出でよ! その身の岩盤に命を宿し全ての生命をなぎ倒せ! 地球巨人 ガイア・プレートを特殊召喚! 《E-HERO ダーク・ガイア》 全てを飲み込む闇の魂よ! 今全てを生贄に捧げ降臨せよ! 融合召喚!E-HERO ダーク・ガイア!! 《E-HERO マリシャス・デビル》 正義を捨てきれぬヒーローよ… 悪魔の力を受け、今完全なる闇へと染まれ! 融合召喚!最凶のHERO、E-HERO マリシャス・デビル!
https://w.atwiki.jp/hengtouhou/pages/309.html
フェイズとデスソード 受注場所・条件 達成条件 報酬 全体図 出現モンスター 雑感 フェイズとデスソード 霖之助「最近何かと物騒だから倉庫の警備装置増設を河童に頼んだんだが、 どうもあいつら張り切りすぎたみたいで誰も倉庫に入れなくなったんだ。 悪いがまた倉庫の中を片付けてくれないか?」 受注場所・条件 香霖堂;香霖堂 ミミックの財宝終了後 達成条件 全てのモンスターを倒す 報酬 酸の指輪 全体図 出現モンスター フェイズ・スパイダー デスソード ゼラチン・キューブ 雑感 本家からちょっとだけ変更のあったクエスト。 テングが別物になったためフェイズスパイダーに置き換えられた。 攻略法は本家と変わらず。テレポバックとデスソードのコンボを如何に躱すかに集約される。 隠密がそこそこある場合はマップ中央に急ぎ、反テレポートのアミュレットを装備してテレポバックを無効化するのがベター。 低隠密や反感持ちの場合はlos射撃でフェイズスパイダーを仕留める。もしくは薬で回復しながらごり押す。 相変わらずマップ外周部はテレポ禁止地帯であるため、テレポートするとデスソード地帯に放り込まれる。テレポ厳禁。 報酬は麻痺知らずの指輪がミミックの方に移動になった関係で酸の指輪となっている。龍窟等で稼ぐなら是非欲しい。 デスソードからの武器ドロップや床置きアイテムも期待が持てるので、ゼラチンが倒せるレベルなら受けて損はない。 名前
https://w.atwiki.jp/yara100/pages/102.html
スキルとは、キャラクターが習得する特殊な技能である。 親から子へ世代間伝承される家伝スキルというものもある。 プレイヤー側のキャラクターは以下のようにして、スキルを習得する。 成人(教育設備による成人年齢引き上げがなければ13歳)時にAA、両親、能力値構成を総合的に判断して、1~2個の初期スキルが習得される。 成長期には2年に1つ(例:15歳、17歳、19歳、21歳)、安定期には4年に1つ(例:25歳、29歳、33歳)、既存スキルの成長または新規スキルの習得が可能である。 衰退期はスキルの成長・追加は行えない。 スキル一覧キャラクタ成長・衰退系スキル○不死なる英雄 ○絶対強者 次世代育成スキル○安産型 安産型2 ○子育て上手 ■■カウンター使用スキル○■■■■ 汎用判定系スキル○導きの言葉 ○不屈の精神 大規模戦闘用スキル○大規模部隊 ○恐怖の抹殺者たち ○大規模魔術 小規模戦闘用スキル(戦闘開始前)○古代語魔法 ○恐怖の抹殺者 ○ゴーレム ○アンブッシュ 小規模戦闘用スキル(セットアッププロセス) 小規模戦闘用スキル(メインプロセス)○振り下ろし ○振り下ろし2 ○振り下ろし3 ○連撃 小規模戦闘用スキル(クリンナッププロセス)○剣術2 ○剣の極み 小規模戦闘用スキル(勝率補正)○魔法剣士 情報系スキル○情報力2 ○情報力3 ○エンパシー ○下調べ 生産系スキル○生産力3 ○鋼の知識 ○匠の技 ○匠の技2 開拓系スキル○やりくり上手 ○領主1 スキル無効化○闇色の淑女 不可視スキル○―――――――― その他のスキル 家伝スキル一覧キャラクタ成長・衰退系スキル○蛮族の系譜 コメント スキル一覧 キャラクタ成長・衰退系スキル ○不死なる英雄 習得者 やらない夫999年(328歳)- 初期スキル タイミング 常時 このキャラクターは死亡、負傷をせず、また一切の成長、衰退をしない。 また、このキャラクターは他のキャラクターの成長、安定、衰退を視認することができる。 不死性と超常の異能を獲得した、英雄的存在であることを示すスキル。 ○絶対強者 習得者 やらない夫999年(328歳)- 初期スキル タイミング 常時 使用状況 999年- ルシール・ベルヌイユの「○闇色の淑女」で無効化中 このキャラクターが行動した場合、ランダムにキャラクター2人のその年の成長が行えなくなる。 表に立ちすぎると他者の成長の機会を奪ってしまうことがある。(※ルシールのスキル効果で無効化中) 次世代育成スキル ○安産型 習得者 岸波白野999年(13歳)-1002年(16歳) 初期スキル。1003年安産型2へ タイミング 効果参照 自身の子供の成長率を決定する際に使用する。 その判定ひとつを、一回だけ振り直すことができる。 安産型2 習得者 岸波白野1003年(17歳)- タイミング 効果参照 自身の子供の成長率を決定する際に使用する。 その判定を2回振り、いずれか好きな方を選択することが出来る。 また、このスキルの保持者は複数人、キャラクターデータとして使用可能な子供を産むことができる。 【このスキルはこれ以上成長しない】 ○子育て上手 習得者 岸波白野1001年(15歳)- タイミング 効果参照 自身の子供のステータスをランダム決定する際に使用できる。 その判定を、一回だけ振り直すことができる。 ■■カウンター使用スキル ○■■■■ 習得者 やらない夫999年(328歳)- 初期スキル タイミング 常時 このキャラクターは、GMが認める限りにおいて、任意のタイミングで「割り込み」による行動を宣言できる。 宣言を行った場合、このキャラクターは行動手順、システム上の制限の一切を無視して状況に介入できる。 更に判定が必要な場合は、自身の判定値に「+30%」の補正を付与すること。 この「割り込み」を行った場合、「■■カウンター」が蓄積する。(現在蓄積数:0) 汎用判定系スキル ○導きの言葉 習得者 やらない夫999年(328歳)- 初期スキル タイミング 効果参照 使用状況 1003年使用1008年使用可 このキャラクター“以外”の、あらゆる判定(成長を含まない)を一度だけ振り直すことができる。 このキャラクターがいない場面でも使用できるが、一度使用すると再使用は5年後。 ○不屈の精神 習得者 岸波白野999年(13歳)- 初期スキル タイミング 割込み 使用状況 1003年使用1008年使用可 自身の判定後、その出た目を「-3」~「-1」の範囲で操作することができる。 1回使用すると、再使用には5年必要。 大規模戦闘用スキル ○大規模部隊 習得者 魔獣ニゲイターの群れ 999年 タイミング 常時 この部隊は「大規模戦闘ルール」用の部隊である。 同様の大規模戦闘用部隊、または【武勇】:20以上か、大規模戦闘参戦用の専用スキルを有する キャラクター以外は戦闘を行えず、交戦した場合は自動的に敗北する。 ○恐怖の抹殺者たち 習得者 魔獣ニゲイターの群れ 999年 タイミング 戦闘開始前 戦闘時、その場のモブを含む全てのキャラクターは逃走することができない。 敗北時に他に戦えるキャラクターが存在しない場合、その場にいるキャラクターは全て死亡する。 ○大規模魔術 使用条件 百年水晶所持で使用可能 所持者 1002年-ノーラ・アレント タイミング セットアッププロセス 種別 魔法 使用状況 このスキルの所有者は大規模戦闘に「○一騎当千」ルールによる半減状態で参戦できる。 また、このスキルは大規模戦闘に「メイン」および「サブ」参戦していない場合でも使用可能。 貯蔵魔力を10ポイント単位で消費する。 10ポイントにつき、敵部隊ひとつの部隊ステータス内訳すべてを10%減少させる。 (この%の乗算は、全ての加算、減算処理より先に行われるものとする) 同時に使用できるポイント数は、30ポイントが上限である。 ただしこのスキルは、【武勇】で参戦しているキャラクターを対象には使用できない。 小規模戦闘用スキル(戦闘開始前) ○古代語魔法 習得者 アドル・クリスティン1003年(21歳)- タイミング 効果参照 戦闘時、自身の最も高いステータス1つを「+6」する。 魔法王国の遺産である魔術を習得している。 ○恐怖の抹殺者 習得者 魔獣ニゲイター999年,1003年 タイミング 戦闘開始前 戦闘の場にいる非参戦を含むキャラクター3人までで、難易度6の【統率】による判定を行う。 失敗した場合、魔獣ニゲイターの勝率を「+10%」する。 ただし、成功すれば逆にニゲイターの勝率は「-10%」される。 この判定に失敗した場合、その場のモブを含む全てのキャラクターは逃走することができない。 敗北時に他に戦えるキャラクターが存在しない場合、その場にいるキャラクターは全て死亡する。 威圧的な概観と殺気で、弱い相手を圧する能力に長ける。 ○ゴーレム 習得者 ブラックスタッグ1002年 タイミング 効果参照 このキャラクターは「鋼の武器」によって魔力にペナルティを与えられた場合、そのペナルティの数値分に加え、更に同じ数値分、【武勇】および【武勇内訳】が減少する。 また、このキャラクターを撃破すると「!1d3-1」個の「金銭or資材(ランダム)」が入手できる。 ○アンブッシュ 習得者 ブラックスタッグ1002年 タイミング 戦闘開始前 戦闘開始前、このキャラクターと【情報】で対決を行う。 このキャラクターが勝利した場合、相手陣営の勝率を-10%する。 無警告で物陰から奇襲を行う。通常の警備ゴーレムとしてはありえないルーチンだが……? 小規模戦闘用スキル(セットアッププロセス) 小規模戦闘用スキル(メインプロセス) ○振り下ろし 習得者 兵頭真介999年(13歳)-1000年(14歳)初期スキル。1001年振り下ろし2へ タイミング メインプロセス 【力】のステータスが選ばれた際、このキャラクターの【力】を+4する。 まっすぐ進んで振り下ろす、最も基本の剣術の動作を心得ている。 ○振り下ろし2 習得者 兵頭真介1001年(15歳)-1002年(16歳)。1003年振り下ろし3へ タイミング メインプロセス 【力】のステータスが選ばれた際、このキャラクターの【力】を+10する。 まっすぐ進んで振り下ろす、最も基本の剣術の動作を得意としている。 ○振り下ろし3 習得者 兵頭真介1003年(17歳)- タイミング メインプロセス 【力】のステータスが選ばれた際、このキャラクターの【力】を+15する。 まっすぐ進んで振り下ろす、最も基本の剣術の動作を得意としている。 ○連撃 習得者 ノーラ・アレント996年(13歳)-初期スキル タイミング メインプロセス 【速】か【魔】のステータスが選ばれた際に一度だけ発動。成功率50%の判定を行う。 判定が失敗するまで振り続け、【合計成功回数×3】だけ、【魔】と【速】のステータスが上昇する。 速やかな動作、詠唱の繋ぎによる魔術の連射。相手の対応が遅れれば遅れるだけ被害は拡大していく。 小規模戦闘用スキル(クリンナッププロセス) ○剣術2 習得者 ルシール・ベルヌイユ999年(70歳)- タイミング クリンナッププロセス このキャラクターはクリンナッププロセス時、【力】【技】のいずれかを「+4」できる。 剣術の術理にひと通り通じている。 ○剣の極み 習得者 やらない夫999年(328歳)- 初期スキル タイミング クリンナッププロセス このキャラクターはクリンナッププロセス時、【力】【耐】【速】【技】のいずれかを「+20」できる。 卓抜した剣技を有する剣士である。 小規模戦闘用スキル(勝率補正) ○魔法剣士 習得者 アドル・クリスティン1003年(21歳)- タイミング 効果参照 魔法を絡めた戦闘を行う、変わり種の剣士。 戦闘時、勝率に+10%の補正を得る。 情報系スキル ○情報力2 習得者 ノーラ・アレント998年(15歳)-初期スキル タイミング 常時 【情報】判定の際、成功率に「+8」%する。 情報関係の行動に対して、基本的な知識と経験を有する。 ○情報力3 習得者 ルシール・ベルヌイユ999年(70歳)- タイミング 常時 【情報】判定の際、成功率に「+12」%する。 情報関係の行動に対して、基本的な知識と経験を有する。 ○エンパシー 習得者 ノーラ・アレント1000年(17歳)- タイミング 常時 言葉が通じない相手(異言語話者、動物)とも、簡単な意思疎通を行うことができる。 ただし敵意や警戒心が解けていない人間、動物に対しては、一方通行に自分の意思を開示する形となる。 魔獣は人間に対して常に敵対的であるため、意思疎通は不可。【このスキルはこれ以上成長しない】 【情報】判定の際、成功率に「+8」%する。 情報関係の行動に対して、基本的な知識と経験を有する。 ○下調べ 習得者 ノーラ・アレント1002年(19歳)- タイミング ターン行動開始前 ターン開始前に、安価を一つだけ取り、その項目に対して情報収集判定難易度が開示される。 スキルを含めて成功率100%以上の簡易な情報であれば、その場で情報が開示される。 そうでなければ、そのターン以後の情報収集判定において、難易度が「-5%」(累積可)される。 生産系スキル ○生産力3 習得者 ルシール・ベルヌイユ999年(70歳)- タイミング 常時 【生産】判定の際、成功率に「+12」%する。 生産行動に対して、基本的な知識と経験を有する。 ○鋼の知識 習得者 森近霖之助997年(13歳)- タイミング ターン自動発動 使用状況 999年白砂の砂時計 レベル1作成1002年頑丈なランタン レベル11005年使用可 または「レベル」の存在する装備を対象に、「(【生産】-「装備の現在レベル」×10)×10%」で判定する。 成功した場合、その装備のレベルを1上げることができる。この際、『鋼』装備の場合は成功率に「+20%」。 3年に一回、年の頭に自動発動。(999年→1002年→1005年→…)【このスキルはこれ以上成長しない】 ○匠の技 習得者 森近霖之助999年(15歳)-1000年(16歳) 11001年匠の技2へ タイミング 割り込み 使用状況 未使用 自身の【生産】判定後、その出た目を「-5」~「-1」の範囲で操作することができる。 1回使用すると、再使用には5年必要。 ○匠の技2 習得者 森近霖之助1001年(17歳)- タイミング 割り込み 使用状況 使用可能 自身の【生産】判定後、その出た目を「-5」~「-1」の範囲で操作することができる。 1回使用すると、再使用には3年必要。 ものづくりに優れ、豊富な知識と器用な手先を有する。 開拓系スキル ○やりくり上手 習得者 森近霖之助1003年(19歳)- タイミング 効果参照 使用状況 使用可能 収益ランダムダイスの際、「収益」ひとつを、別の「収益」であったことにできる。 ただし差し替える「収益」は、その年に発生しなかった「収益」でなければならない。 1回使用すると、再使用には10年必要。【このスキルはこれ以上成長しない】 ○領主1 習得者 森近霖之助1003年(19歳)- タイミング 実務ターン 使用状況 使用可能 このスキルの所持者が存在する限り、「年次収入」に「食糧+2」される。 また実務ターンの行動指定時にこのスキルの使用宣言を行うことで、 「施設建築判定」を2箇所に対してそれぞれ行うことができる。 ただしこの効果は、1回使用すると、再使用には7年必要。 僅かな村を傘下に持つ、小規模な独立領主。ほぼ村長と変わらない。 ※年貢・労役は海沿いの辺境村落から スキル無効化 ○闇色の淑女 習得者 ルシール・ベルヌイユ999年(70歳)- タイミング 常時 使用状況 999年-やらない夫の「○絶対強者」に発動 同意する他者の(タイミング:常時)のスキル一つを常に無効化する。 ただしGM判断により無効化できないスキルも存在する。 やらない夫の「○絶対強者」に対して使用中、基本的に動かさないものとする。 不可視スキル ○―――――――― 習得者 やらない夫999年(328歳)- 初期スキル タイミング 不明 ――――(閲覧不可)―――― その他のスキル 家伝スキル一覧 キャラクタ成長・衰退系スキル ○蛮族の系譜 習得者 森近霖之助997年(13歳)- タイミング 常時 このキャラクターは【魔】の数値が上昇せず、常に素の【魔】の数値は0として扱われる。 魔法力を運用する才能を持たない、古代魔法王国の『蛮族』の系譜。 コメント 名前 コメントログ スキル